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コエンザイムQ10をイワシで摂るとしたら

疲れにくい体に、動きのいい体に必要なコエンザイムQ10。
強い抗酸化作用で体を活性酸素によるダメージから守るという効能もあります。
活発で健康な生活に欠かせない成分ですが、20代がピークで40代以降は急激に減少すると言われています。

日頃の食事でカバーすることはできるのでしょうか。
コエンザイムQ10を多く含む食品はイワシ、サバなどの青魚、レバー、キャベツ、ジャガイモ、ブロッコリー、うなぎ、マグロ、ピーナッツ、肉類、卵などです。
肉にも野菜にも含まれていて、普段から口にする機会の多い食材にはだいたい含まれていると考えてよいでしょう。

しかし、どれも含有量が少なく1日の摂取量にはなかなか届きにくいのです。
摂取量の目安量ははっきり決まっていませんが、およそ30~100mg程度とされています。
もっとも多くのコエンザイムQ10を含むイワシで、100gにつき6.4gの成分が含まれています。

1匹50gとして、30mg摂ろうとすると、毎日10匹食べなくてはなりません。
これでは毎日続けるのは無理でしょう。
そうするとサプリメントの形で摂る方が現実的ですね。
とはいえ、すっかりサプリメントに頼るというよりは、毎日の食事で少しずつ摂り、不足分を補うという考えの方が長く続けられるかもしれませんね。

コエンザイムQ10は脂溶性なので、食事であれば油と一緒に摂る工夫をしたり、サプリメントでも吸収率を高める工夫をした製品を選ぶようにすると良いですね。

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